その姿。
幼い頃から好きなお年寄りの姿。
たとえ、真っ黒に日焼けしていて、しわだらけの顔でも、
曲がった背中や腰でも、曲がってしまった足でも、
ごわごわの手であってもとても美しい。
その人生で真摯に向き合ったことへのひとつひとつの情が刻まれたその姿。
その存在は、ことば飾らず、静かにその美しい輝きを放っている。
いつか、そんな美しさが身につけばいいなぁ・・・とつくづく思うこのごろ。
新しくてキレイなものが溢れている今だから、
土臭くても、温かく優しいものにもまた魅かれ、
そんなこと考えるのかも知れない。
その感覚も大切にした上で、
新たな築きをしていきたいもの・・・。
話は一見とんでしまうけれど、
南日本新聞朝刊(8/20,8/21)の辺見庸氏の
「北京五輪・現地発特別寄稿」。
温かな(人類)愛あるまなざしを感じつつ、
大変興味深く読みました。
(備忘録として^^;)